
口もとにやさしい。心地よさと耐久性を兼ね備えた、新しい和紙からつくったマスクです。
SIWA SIWA×INDIGO マスク
化学薬品を一切使用しないサスティナブルな藍染を行っている壺草苑(こそうえん)とSIWAのコラボレーション「SIWA×INDIGOシリーズ」アイテムです。
やさしい口あたり。さらっとした感触。和紙が備えている心地よさ、肌触りのよさを生かしました。従来の素材とはまったく違う、新しい和紙素材ナオロンでつくったマスク。1000年の歴史ある和紙の産地、山梨県、市川大門のメーカーとプロダクトデザイナー、深澤直人がいっしょに作った「SIWA | 紙和」のマスクです。
本体はわずか4.7グラム、驚くほどの軽さ。そして、さらっと肌に優しい、息のしやすいことが特徴のマスクです。和紙ナオロンは水にぬれても破れない特徴を備えているため、お洗濯をしていつも清潔に整えていただくことが可能。すぐに乾いてくれて、繰り返しお使いいただくことができます。本体の内側にはインナーを備えていて、必要に応じて内部にフィルターパッドなどを挟んでご利用いただくことができるようにしました。
お顔に対してマスクが大きく感じる時には目の下、頬にあわせて製品をカットできるようカーブガイドを同封しています。耳ゴムは耳に優しいナイロンポリウレタン製のものを使いました。また口元を清潔にしていただくため、インナーパッドだけの別売もご用意しています。
サイズは3種類の大きさからお顔にあわせてお選びいただくことができます。普通サイズの「M」、小さめサイズの「S」、大きめサイズの「L」と、豊富なサイズからピッタリのものをお選びください。



2種類の染め具合をご用意しています。

このSIWAマスクは「SIWA×INDIGOシリーズ」の藍染に比べて、より高度な技術で深い染色を施した「濃」をご用意しています。
SIWAの素材である和紙、ナオロンは染色されずらい性質です。そのため、より濃い色を出すためにより多くの染色の工程を繰り返し行うことになります。職人の根気と高い技術力が必要な「濃」バージョンです。
SIWAマスクの素材「ソフトナオロン」の顕微鏡写真
長い繊維が絡み合っている様子がよくわかります。これが強さの秘訣です。
小さな隙間はありますので、通気性はありますが、目が詰まっているので、飛沫防止になります。

一般的なポリウレタン製マスクの顕微鏡写真
SIWAマスクの素材、ナオロンと比べて丸い大きな穴が空いていることがお分かりでしょう。


SIWAマスクは本体の内側にセットしてお使いいただけるインナーパッドを付属しています。本体と同じ素材、ナオロンを使用して、このパッドだけを交換して、いつも清潔にお使いいただくこともできます。
また本体とこのパッドの間に別売のフィルタを挟んでお使いいただければ、さらに高度な性能を持ったマスクとしてお使いいただくことができます。別売の交換用インナーもご用意していますので、別途、お買い求めください。

SIWAマスクは、S/M/Lの豊富な3つのサイズからお選びいただくことができます。
お手入れ方法
洗濯はやさしく手洗いで、撫でるように洗ってください。 |
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洗濯後は絞らずに、そのまま干すか、タオルなどを挟んで水分を取ってから自然乾燥させてください。 |
洗剤や漂白剤も使用可能です。 |
アイロンやドライヤー、乾燥機は使用しないでください。高温のものには触れないようにしてください。 |
SIWA×INDIGOシリーズについて

「SIWA×INDIGOシリーズ」は、化学薬品を一切使用しないサスティナブルな藍染を行っている壺草苑(こそうえん)とSIWAのコラボレーションです。
藍染は「インジゴ」と呼ばれる色素成分を持つさまざまな植物や化学染料(化学藍)を使った染め物の総称。壺草苑は江戸時代より続く「天然藍灰汁発酵建」という天然染料である蒅すくもを使い、菌と灰汁あくで発酵することで染める伝統的な製法で藍染を行なっている工房です。
大量生産ができる染め方とは異なり、自然界からとれる天然物の藍を使った藍染は安定した染めが難しく、染料づくりから染にいたるまで、手間も時間もかかり、職人の熟練した技術も必要とする希少な手法を使用して、SIWAのアイテムを手作業で藍染を施しました。
今回、「SIWA×INDIGOシリーズ」では通常のSIWA製品とは異なり、ポリエステル繊維が原料のハードナオロンは藍染では染色できないため、全てソフトナオロンの特別仕様で制作し、染色を行いました。藍色の美しい色合いをぜひ手に取ってご確認ください。








製品情報
Sサイズ:H122×W78mm |
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Mサイズ:H135×W78mm |
Lサイズ:H157×W89mm |
重量:3.4グラム(Sサイズ)3.8グラム(Mサイズ) 4.7グラム(Lサイズ) |
付属品:インナー1枚付属 |
素材:ソフトナオロン(本体)ナイロンポリウレタン(耳ゴム) |
生産国:日本製 |

1000年の歴史のある和紙の産地から。
甲斐の国、市川大門。
気高い峰々と清い水に恵まれたこの里は、遠く平安時代から和紙の産地として知られてきました。正倉院に収められた書物には「756年に甲斐の国より朝廷へ紙の原料となる麻が納められた」という記録があるほど。その後も市川大門の和紙は武田氏、江戸徳川幕府の御用紙として認められ、発展してゆきました。
和紙のメーカー、大直の歴史は市川大門の紙業の歴史と歩みをともにしてきました。近年は伝統の中に新しい技術を盛り込んで、インテリアや雑貨にも利用できる紙を開発してきました。
和紙の優れた特性をそのままに、耐久性を兼ね備えている和紙、それが「ナオロン」。この大直が開発した新しい和紙を用いた商品を山梨県出身の工業デザイナー、深澤直人さんと共につくりあげました。それがこの「SIWA | 紙和」の製品です。
