mina perhonen SIWA ペンケース M
SIWAとミナペルホネンのコラボレーションから生まれた特別なアイテムです。
筆記具を4、5本、さらにスケールや消しゴムなどを入れてスマートに持ち運ぶのにぴったりな、普段遣いのための和紙のペンケースです。
お使いいただくほどに和紙の風合いが増し、柔らかくしなやかになって、あなたの大切なペンや万年筆を包み込んで、キズや擦れから守ります。またYKK製のジッパーは引き手を大きくしましたので、開閉がしやすくなっています。
素材には新しい和紙、たいへん軽量でさらに耐久性を高めたハードナオロンを使用。縫い目が目立たない構造は、ひとつひとつ職人がミシンで縫製することによって丁寧に制作しています。またこのペンシルケースシリーズはこの「Mサイズ」とさらに大容量の「Lサイズ」を揃えています。
製品情報
大きさ:H68 × W200 mm |
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重量:13グラム |
素材:ハードナオロン |
生産国:日本製 |
SIWAに minä perhonen さんをお迎えし、一緒に製品を作り上げました。
ハンドドローイングの図案は、時の経過により色褪せることのない物語性豊かなデザインで、SIWAの和紙「ナオロン」にシルクスクリーン印刷で丁寧に刷られています。自然を瑞々しく捉えたドローイングが、和紙の風合いと相まって、温かく暮らしに寄り添います。
制作にあたって
mina perhonenさんとは、2015年に販売開始したSIWA×URUSHIのシリーズのコラボレーションから始まり、今回2回目となる企画となりました。
今回の企画では、素材であるナオロンとの相性も良いシルクスクリーン印刷を採用し、mina perhonenさんの繊細な柄と色を1枚1枚手刷りの印刷で表現しています。素材に馴染みやすい印刷技法を使用することで、SIWAならではの素材の経年変化ともに移ろい行く柄の変化も楽しんでいただけます。
今回の企画を進めるにあたり、ブリーフケースMの取っ手パーツにもこだわり、既存では生地を使用していた取っ手に本体と同じ素材のナオロンを使用することで、バッグと取っ手に一体感が生まれ、より柄の引き立つ仕上がりとなりました。
柄について
minä perhonenがこれまでに発表してきたテキスタイルデザインの図案から、“life puzzle”、“run run run”、“memoria”の3種をSIWAの7型のアイテムに展開いたしました。
minä perhonenが描く自然物をモチーフにした空想の景色が作りだす世界と、少しずつ変わりながら育っていくSIWAの素材の表情とをお楽しみください。
ミナペルホネン minä perhonen
1995年にデザイナーの皆川明により設立。オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める。国内外の生地産地と連携し、素材や技術開発にも精力的に取り組む。近年は家具やテーブルウェアなどのインテリアプロダクトや、ステーショナリーなどファッションの領域を越えたデザインプロダクトも発表。ブランド名は、フィンランド語で「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。 蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。
SIWAバッグの特徴
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重いものも入れられます。傘などの濡れたものを入れても破れる心配がありません。
SIWAのバッグや袋製品は、ナオロンという素材の特徴を最大限に発揮してくれる、和紙製。しかし「和紙製」といっても、ナオロンは特別な和紙。
このナオロンの特徴は、まず水に強く、雨になってもそのままお使いいただくことが可能。むしろ水に濡れることで強くなる、という性質を持っています。折りたたみ傘など、濡れたものも入れても平気です。
そしてその強度は、なんと耐荷重5キロから10キログラム。実際にこのサイズのバッグに10キログラムのモノを入れると持ち上げるのも大変なくらいですが、重量のある書籍や資料の携帯も可能な安心感です。
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素材を大切にしながら、ひとつひとつ職人が手作業で作っています。
ナオロンの素材を、ひとつひとつ職人がミシンで縫製することによって完成していますが、縫い目が目立たない構造で、いったいどのような行程で作られているのか不思議なくらい。袋縫いの二重構造によって、さらに強度を高めてあります。大量生産はできませんが、とても丁寧に、きちんと作られています。
手にした時の独特の肌触りと、眺めた時のやさしい風合い、美しさ。古く奈良時代から私たち日本人の生活とともにあった「和紙」という素材の素晴らしさは、みなさんよくご存じの通りでしょう。
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和紙の産地、山梨県市川大門の伝統的なものづくりから生まれました。
軽くて風合いの良い和紙の良さはそのままに、和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー、大直(おおなお)が、紙の可能性を広げる、新しい和紙をつくりました。それが「ナオロン」。和紙のしなやかさを持ちながらも、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。
これまでデリケートだった紙を、いっそう私たちの身近な素材にしてくれて、いつもそばにいてくれる道具をつくることができる。この優れた和紙、「ナオロン」を使って身のまわりのものを作り出すブランドが「SIWA | 紙和」です。
1000年の歴史のある和紙の産地から。
甲斐の国、市川大門。
気高い峰々と清い水に恵まれたこの里は、遠く平安時代から和紙の産地として知られてきました。正倉院に収められた書物には「756年に甲斐の国より朝廷へ紙の原料となる麻が納められた」という記録があるほど。その後も市川大門の和紙は武田氏、江戸徳川幕府の御用紙として認められ、発展してゆきました。
和紙のメーカー、大直の歴史は市川大門の紙業の歴史と歩みをともにしてきました。近年は伝統の中に新しい技術を盛り込んで、インテリアや雑貨にも利用できる紙を開発してきました。
和紙の優れた特性をそのままに、耐久性を兼ね備えている和紙、それが「ナオロン」。この大直が開発した新しい和紙を用いた商品を山梨県出身の工業デザイナー、深澤直人さんと共につくりあげました。それがこの「SIWA | 紙和」の製品です。