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SIWA KOUZO Collection

 

Fusion of modern design and traditional meticulous craftsmanship

 
 
 
 

message from the designer

優しくて柔らかく、ほっこりとして親しみやすい。そんな印象を持つことが多い和紙ですが、アングルを少し変えてみると、ハリがあって、力強く、レザーのような揺らぎと風合いを持ち合わせていることに気づきます。和紙の特別感、目にしたときにパッと気持ちが晴れやかになる感覚をモノのかたちに集約していくことができればと考えました。
 
紙の表情が可能な限り引き立つように余計な装飾は設けず、機能性とバランスを鑑みながらレザーやファブリックなどの素材をミックス。ステッチの手法にも配慮しています。
 
和洋どちらのワードローブでも使うことができるニュアンスを持たせつつ、手にしただけで気持ちが少し高揚するようなバッグ。少し特別な一日のためにお気に入りのアクセサリーや時計、靴を選ぶような感覚でKOUZOを楽しんでいただければ幸いです。
 

柴田文江
 

about SIWA KOUZO

 
デザイナーの柴田文江さんのミニマムなデザインにより、天然植物の繊維を伝統技術で漉き上げた楮和紙の新たな価値を引き出したコレクション「KOUZO」。
 
本コレクションは、楮という自然素材に流行に左右されないタイムレスなデザインとディテールへのこだわりを掛け合わせ、モデスト・ ラグジュアリーな感覚を体現しています。
 
千年の時を超えて日本の生活文化に貢献してきた和紙は、地域や風土によって多様に異なる味わいを持つ素材です。
 
私たちはサスティナブルな歴史素材の可能性をさらに追求したいと考えます。素朴な素材である楮和紙を自由なデザインの視点から捉え、丁寧な手仕事で仕上げた工芸品です。使う人の感覚、感性にやさしく触れ、日常に特別な喜びと楽しみをもたらすコレクションとしての成長を目指します。
 

 
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about SIWA

 
2008年に誕生した「SIWA」は、丈夫で破れにくい障子紙を目指して開発した「ナオロン」という和紙とデザイナーの深澤直人さんとの出会いからスタートしたブランドです。
そもそも和紙は、障子やふすま、雨具、衣服、寝具など、日本の生活に密着した素材でしたが、時代の変遷とともに次第に私たちの日常から姿を消していきました。深澤さんは、素材の特徴を最大限に生かしながらながら、いまの暮らしにおいて違和感なく使用できる和紙の普遍性を見出していきました。
 
SIWA KOUZO Collectionは、従来の毎日使えるSIWA製品から、少し特別な日に使えるような製品を目指しました。素材は楮(KOUZO)日本各地で和紙の原料として使われてきた、強靭な繊維をもつ植物です。その楮植物を育て、原料を作り、紙を漉き、柿渋や胡粉、ベンガラなどの素材で加工し、丁寧に1つずつバッグに仕立てています。
 
 
生産を手がけるのは、「大直」。千年の歴史を持つ山梨の和紙産地、市川大門で、一つひとつを丁寧に作り続けています。